
Wajin Mori
もりわじん
1992年、仏像と猫を融合させた独自の造形作品を発表。廃れつつあった招き猫に新たな生命を吹き込み、現代招き猫の先駆者として知られるようになる。全国的な招き猫ブームのきっかけをつくり、その後各地で多くの招き猫作家が誕生した。招き猫をテーマにした作家たちとともに全国各地で「招き猫祭り」を開催し、その活動は現在も続いている。
陶芸を中心に、絵画、文章、インスタレーション、建築、庭づくりなど多岐にわたる表現を展開。代表作に『おみくじ猫百覧会』『神仏猫百覧会』『泣き猫百覧会』『げんかつぎ猫百覧会』『サ゜スウォスス オブ キャッツ曼荼羅』『誕生日猫366体』『日々福猫』『十猫図』『七福神猫』『四季猫』『書道・茶道・花道猫』などがある。
仏像と招き猫を融合した等身大の大作も数多く制作。長野県の大嶋山瑠璃寺には等身大の仏像招き猫が所蔵され一般公開されているほか、中外陶園、北鎌倉古民家美術館、猫町珈琲店などにも収蔵されている。
三重県伊勢市のおかげ横丁では十数店舗にわたり、人間の子どもほどの大きさの「店舗猫」を制作。地域の風景の一部として親しまれている。
2009年には山形県村山市に、夫婦招き猫をモチーフとした住居兼アトリエを自ら基本設計し建築。周囲の自然環境と調和した庭づくりも行い、建築と環境を含めた総合芸術としての暮らしを実践している。
2011年の東日本大震災を契機に、自主出版によるアートマガジン『ワガジン』シリーズを開始。絵本、立体作品集、小説、文画集、旅行記、芸術論、エッセイなど、ジャンルを超えて11冊を刊行。創作の背景や思想を記録し続けている。
2017年、還暦を機に厚紙を剥がしながら画面を生み出す独自の絵画技法を発見し、「ペリペリ」と命名。絵具を重ねる従来の絵画とは逆に、剥ぐことで画面を生成する新しい表現として絵画制作を開始した。
2025年、栃木県益子町のもえぎ本店において、陶芸とペリペリを融合させたインスタレーション作品を発表。新たな展開を見せる。
三十年以上にわたり一貫して「招く」という行為をテーマに、人と人、人と自然、人と幸福との関係を問い続けている。その創作は、陶芸、絵画、文学、建築、庭、祭りを横断しながら、独自の「招き猫文化圏」を形成している。
【経歴】
2026年
●個展『とうとう来たね、そろそろ行こうか』ギャラリー猫町(東京)
●企画展『明るい猫村・お百猫展』北鎌倉古民家ミュージアム(神奈川)
2025年
●企画展『猫わじん犬やすし』ギャラリーNEW新九郎(神奈川)
●企画展『猫のオリンピック』布可ギャラリー(中国)
●企画展『ふく猫29人展』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●企画展『猫わじん花てるよ』クアハウス碁点(山形)
●個展『サトリを中心に渦巻く世界』もえぎ本店(栃木)
2024年
●個展『猫頭態象』ギャラリー猫町(東京)
●企画展『日々福』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●企画展『開運招福 福ねこ屋』北鎌倉古民家ミュージアム(神奈川)
●企画展『金魚と招き猫のコラボレーション作品展』(中国湖北省)
●企画展『猫のグルメフェス』布可ギャラリー(中国)
📖発刊 『坐』
2023年
●企画展『めでたづくし×百段階段』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●個展『MOON』ギャラリー七宝(北京)
●企画展『創作猫アート20人展』上海ギフトショー(上海)
2022年
●個展『無我の意図』KIWA(山形・村山市)
●個展『無我の意図』ギャラリー猫町(東京)
●企画展『誕生日展』(ライブコマース)POP-UP SPACE in KAMAKURA(神奈川)
📖発刊 ワガジン10『無我の意図』
2021年
●個展『幸福感』ギャラリー猫町(東京)
●企画展『創作猫アート&招き猫』北鎌倉古民家ミュージアム(神奈川)
●企画展『招き猫現代作家展』三重テラス(東京)
●個展『厳寒前の玄関前』ネコハウス玄関前(山形)
2020年
●個展『千の福猫アート展 at 百段階段』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●企画展『疫病退散・天下安寧招き猫』展(瀬戸)
2019年
●企画展『猫都のアイドル展』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●個展『KISS』ギャラリー猫町(東京)
●個展『middle line』展 ノリタケの森ギャラリー(愛知)
●企画展『最上川芸術祭』最上川美術館(山形)
📖発刊 ワガジン9『PERIPERI』
◾️作品常設『おみやげ猫』おかげ横丁内(伊勢)
2018年
●企画展『HOME』Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi(東京)
●企画展『猫都の国宝展』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●個展『プラスマイナスゼロ』ギャラリー猫町(東京)
●企画展『最上カフェ』伝承館(山形)
●個展『ペリペリング』展 ノリタケの森ギャラリー(愛知)
📖発刊 ワガジン8『サ゜スウォスス of キャッツ曼荼羅』
◾️作品常設『家族だんらん猫』おかげ横丁内(伊勢)
2017年
●個展『STOP』展 ノリタケの森ギャラリー(愛知)
●企画展『福ねこ』東京都指定有形文化財「百段階段」(東京)
●企画展『月と太陽の神様』山形に月と太陽の神様がやって来るぞー(山形)
📖発刊 ワガジン7『STOP』
📖発刊 ワガジン6『なぜ猫は幸せを招くのか?』
◾️作品常設『野あそび猫』おかげ横丁内(伊勢)
2016年
●個展『雨にまけるわけがない』ギャラリー猫町(東京)
●個展『七福神猫』最上徳内記念館(山形)
📖発刊 ワガジン5『雨にまけるわけがない』
◾️作品常設『くつろぎじいちゃん』おかげ横丁内(伊勢)
2015年
●個展『アートニャン』Art House 庫離 in瀬戸
●個展『ブラフニャン』北鎌倉古民家ミュージアム in北鎌倉
●個展『救世猫と泣き猫百覧会』最上徳内記念館(山形)
📖発刊 ワガジン4『自由自在堂』
◾️作品常設『いごこち猫』クアハウス碁点(山形)
◾️作品常設『とうふやさん』『俳句少年・俳句先生』おかげ横町内(伊勢)
2014年
●個展『道化 DOUKA』ギャラリー猫町(東京)
●個展『おみくじ猫百覧会』最上徳内記念館(山形)
📖発刊『ワガジン3『おみくじ猫百覧会』
◾️作品常設『おにぎり姉さん』おかげ横町内(伊勢)
2013年
●個展『超化SUPERIZE』猫作家22周年記念個展 ギャラリー猫町(東京)
●個展『げんかつぎ猫百覧会』最上徳内記念館(山形)
📖発刊 ワガジン2『神仏猫百覧会』
◾️作品常設『大眠りじいちゃん』おかげ横町内(伊勢)
2012年
●個展『春フタタビ』ギャラリー猫町(東京)
●個展『“Another Wajin”もう1つのもりわじん個展』もえぎ本店アトリウム(益子)
●個展『泣き猫ーまことの福祉』最上徳内記念館(山形)
📖創刊「ワガジン」第一弾絵本『春フタタビ』風呂猫
◾️作品常設『のんべえ猫』『キセル男・お三毛さん』おかげ横町内(伊勢)
2011年
●個展『ネコ、弾んじゃった♪』ギャラリー猫町(東京)
●個展『やっぱり、弾もう!』瀬戸蔵(瀬戸)
●個展『誕生日展』おかげ座(伊勢)
◾️作品常設『藍姉さん』『カツオ持ち』おかげ横町内(伊勢)
2010年
●個展『もがみん』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京・銀座)
●個展『神仏招き猫展』最上徳内記念館(山形市)
●個展『誕生日猫展』東沢バラ公園バラ交流館(山形)
●個展『招き猫祭り』坐摩神社境内・火防陶器神社(大阪)
◾️作品常設『うきじぃ』『すみばあ』『おんぶ猫・漬物お父さん』おかげ横町内(伊勢)
2009年
●個展『家猫』ギャラリー猫町(東京)
●個展『家猫』(瀬戸)
🏠建築設計『家猫』11月完成(山形)
2008年
●個展『サ゜スウォスス of キャッツワールド』(千葉)
●個展『速効招福』(瀬戸)
●個展『速効招福&幸福不動』銀座松屋(東京)
●個展『げんかつぎ猫百覧会』(瀬戸)
2007年
●個展『誕生日おめでとう』展 ギャラリー猫町(東京)
●個展『誕生日猫』招き猫祭り瀬戸蔵(瀬戸)
●企画展『誕生日展 黒猫編』日本橋丸善(東京)
●個展『誕生日展 黒猫編』アートガーデン(岡山)
●個展『誕生日猫』東急ハンズ(名古屋)
2006年
●個展『十猫図』展 招き猫ミュージアム(瀬戸)
●個展『Heart Sutra』ハートスートラ展 松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
●個展『渾沌おみくじ 猫神百覧会』瀬戸蔵(瀬戸)
◾️作品常設『薬師猫神様』大嶋山瑠璃寺(長野)
2005年
●個展『ちっちゃい』展 ギャラリー猫町(東京)
●企画展『幸福を招く招き猫展』GALERIES LAFAYETTE LIMOGES(フランス)
●企画展』幸福を招く招き猫展』BOTTEGA27(Lucca イタリア)
2004年
●個展『スーパーラッキーキャッツ』横浜ランドマークプラザ(横浜)
●個展『GRUSP!』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
2003年
●個展『こんとん祭』ギャラリー猫町・Gふくふく猫・G金魚同時開催(東京)
2002年
●個展『古展』ギャラリー猫町(東京)
●個展『超七福猫神展』アートガーデン(岡山)
●個展『ネコちゃん茶ラおかしい展』茶室無風庵(瀬戸)
2001年
●個展『新 サ゜スウォスス of キャッツ ワールド』ギャラリー猫町(東京)
●個展『THE SEVEN SENSE』ギャラリー猫町(東京)
◆インターネットにて『招福絵日記』を開始
2000年
●個展『子供の日々展』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
●個展『五大招福猫展』瀬戸市新世紀工芸館(愛知)
📖もりわじん作品集『おみくじ猫百覧会』出版
1999年
●個展『あたまが温泉展』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
●出品『平成の招き猫70人展』瀬戸市政70周年記念 瀬戸市市民会館(愛知)
●個展『おみくじ猫百覧会』住吉神社客殿 青梅アートフェスティバル(東京)
●出品『萬福猫百覧会』丸善日本橋ギャラリー(東京)
●出品『しあわせ博物館』福岡市博物館(福岡)
1998年
●個展『海猫・山猫・空猫』丸善京都河原町ギャラリー(京都)
●個展『上を向いて招こう展』犀川画廊(金沢)
●個展『おかえりなさい‥展』アトリエ・チプリア(東京)
●企画展『福を呼ぶ、招き猫展』招待作家 伊豆高原美術館
●個展『猫王展』丸善日本橋ギャラリー(東京)
◆もりわじん作品常設ギャラリー『ふくふく猫』オープン(東京)
1997年
●出品『来る福招き猫展』丸善ギャラリー(大阪)(京都)(静岡)
●個展『抱きしめて AHAM展』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
1996年
●個展『四季』工匠館 楽彩(伊勢)
●出品『平成の招き猫作品展』招待作家 おかげ横丁大黒ホール(伊勢)
●「世界招福宣言」来る福招き猫手帖にて
1995年
●個展『白寿・宮沢賢治99歳二元同時開催展』生活楽貨いろどりや・額縁王国公美堂(東京)
●出品『平成の招き猫作品展』おかげ横丁大黒ホール(伊勢)
1994年
●出品 国際イルカクジラ会議神奈川女性センター(神奈川)
●個展『金魚の気分』松屋銀座 遊びのギャラリー(東京)
●出品『世紀を超えるクラフト展』京都文化博物館(京都)
●個展『猫神様展』ギャラリー華音留(東京)
1993年
●企画展『ねこくじら展』ギャラリー華音留(東京)
1992年
●企画展 NEKOの・ネコによる・ねこのための・猫展
『サ°・スウォスス オブ キャッツ ワールド』タカノアートスペース(東京)
1991年
●個展『ノスタルアジア』タカノアートスペース(東京)
1988年
●企画展 HELIO GALLERIES(ニューヨーク)
●企画展 ART PLACEMENT INTER(ニューヨーク)
1985年
●出品 筑波科学万博(茨城)